HOME > 研究組織 > 公募班 > A01 ユビキチン修飾系による生体制御機構

DNAメチル化を制御するユビキチンシグナルとその機能の解明

研究代表者:

西山 敦哉
(名古屋市立大学・大学院医学研究科 講師)

研究室HP:
http://www.med.nagoya-cu.ac.jp/w3med/labo/2seika.dir/index.html

研究概要:

ヒストンタンパク質は多様な翻訳後修飾による「ヒストンコード」によって、その機能を制御されており、様々な生命現象において重要な役割を果たしています。複数のヒストンにおいてユビキチン修飾も報告されていますが、その役割や制御機構には未だ不明な点が多く残されています。我々は、 染色体複製や細胞周期イベントを試験管内で再現可能なツメガエル卵無細胞系を主に用いて、UHRF1ユビキチンリガーゼによってユビキチン化されたヒストンH3がDNAメチル化酵素DNMT1と相互作用することを発見し、DNA複製と連動したDNAメチル化継承(維持DNAメチル化)に重要な役割を果たすことを報告してきました。また、UHRF1がH3のみならずDNA複製のマスターレギュレーターであるPCNAもユビキチン化することも見出しています。
本研究では、DNMT1によるユビキチン化H3認識のメカニズムを中心に、DNAメチル化部位で働くユビキチンシグナル、またその脱ユビキチン化制御因子の機能を明らかにすることで、DNA維持メチル化機構の分子メカニズムの解明をめざします。

 


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関連する代表的な論文:
  1. Nishiyama, A., Yamaguchi, L., Sharif, J., Johmura, Y., Kawamura, T., Nakanishi, K., Shimamura, S., Arita, K., Kodama, T., Ishikawa, F., Koseki, H., and Nakanishi, M. (2013) Uhrf1-dependent H3K23 ubiquitylation couples maintenance DNA methylation and replication. Nature 502, 249-253.

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